製品紹介AppGuard Industrial

止められない現場を守る、
閉域環境対応の産業用セキュリティ

  • 産業用
    PC向け

  • 永続
    ライセンス

  • 100
    ライセンス~

サイバー攻撃の標的は、
もはやIT機器だけではありません。
産業機器・医療機器・制御系システムなど、
あらゆる端末がネットワークを介して
つながる今、
製品そのものにセキュリティ対策を求められるケースが急増しています。
実際に、機器メーカー様からは次のような声が挙がっています。

  1. 納品機器がサイバー攻撃で停止しない
    設計を求められている
  2. 長期稼働が前提のため、ライセンス更新や運用管理の手間を減らしたい
  3. セキュリティ対策を導入しても、
    機器レスポンスが低下しないことが
    求められている
  4. 閉域網や制御系ネットワークでも
    防御力を維持したい

AppGuard Industrialは、
製品出荷前にセキュリティを実装できる
組み込み型ライセンスです。
メーカー側で管理端末や制御PCに
AppGuardを導入して出荷することで、
導入先企業での追加設定や運用を
必要とせず、
機器単体で防御を
完結させることができます。
アンチウイルス更新や定義ファイル運用に
依存せず、
長期稼働機器でも安定した
セキュリティを維持します。

  • サイバー攻撃による
    機器停止リスクへの対応
     
    不要な動作を制御し、
    サーバーの安定稼働を維持
    製品に求められる、正常な動作だけ(正しい命令だけ)が実行されるポリシーにより、業務に無関係な動作そのものを制御。
    環境寄生型攻撃など巧妙化した攻撃も、実行前に封じ込めます。
  • 長期稼働機器における
    運用・更新負荷の軽減
     
    長期稼働環境に適した、
    安定運用とコスト管理を両立
    AppGuard Industrialは買切り型の永続ライセンスに対応しており、長期稼働が前提となる産業システムに適しています。
    サブスクリプション更新の手間やコスト変動を避け、安定したセキュリティ環境を維持できます。
  • セキュリティ対策による
    処理性能への影響抑制
     
    CPU負荷を抑え、
    セキュリティと生産性を両立
    フルスキャンや定義ファイルの更新が不要で、機器メーカーが定めたプロセス(業務に必要な命令)しか実行出来ない制御方法なので、CPU負荷が低く機器の生産性を低下させません。
  • 閉域網・制御系ネットワークに
    おける防御力の維持
     
    クラウドや定義更新に依存しない防御設計
    AppGuard Industrialは、定義ファイル更新やクラウドへの接続を必要とせず、製品に設定されたポリシールールにより防御します。
    そのため、閉域環境でも脅威情報に依存せず高い防御力を維持します。

ユースケースUSE CASES

  • 停止が許されない機器環境におけるセキュリティ対策
    可用性が求められる機器においても、出荷前にAppGuard Industrialを組み込むことで、誤検知による業務システムの停止を防止。機器への影響を最小限に抑えながら、マルウェアや不正な動作のみを確実に遮断します。“止めたくない機器を、止めずに守る”という要件を満たし、納品先への信頼性を高めます。
  • サポート対象外OSでも、資産を延命しながら安全に運用
    長期稼働を前提とした機器でも、AppGuard Industrialの防御ロジックにより、サポート終了後のOS環境を安全に保護。複雑なアップデートや再設計を行わずに、既存資産を延命しながらセキュリティを維持できます。製品の長寿命化と保守コスト削減を同時に実現します。
  • 外部接続やネットワーク経由の感染拡大を防止
    外部業者の端末接続や、ネットワーク経由での感染拡大リスクにも対応。AppGuard Industrialは、定義された正規プロセス以外の動作をすべて遮断し、未知の攻撃を実行前に封じ込めます。閉域網や制御系ネットワークでも高い防御力を維持し、納品先のシステム全体を守ります。

導入事例CASE STUDY

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株式会社 荏原電産
業種:電気機械機器メーカー
導入製品:AppGuard Enterprise

人々の暮らしに不可欠な「水」。社会インフラを長年支え続けてきた荏原電産は、労働人口の減少という時代の要請に応えるべく、水インフラの運用を最適化するクラウドサービス「Rurion」を開発しました。しかし、利便性の向上は、サイバー攻撃という新たなリスクと表裏一体でした。この脅威から水管理システムを守り、安定稼働させ続けるという使命を全うするため、彼らが最後のピースとして選んだのがAppGuardだったのです。

株式会社JTB
業種:旅行業
導入製品:AppGuard Enterprise

創立113年目を迎えたJTBは、地球を舞台に「交流創造」を通じて、旅がもたらす感動や共感を届け、お客様、地域、社会の課題解決に挑戦しています。絶えず変化するセキュリティリスクに向き合うために2018年から未知の脅威に対抗するためのエンドポイントのセキュリティ対策の1つとしてAppGuardを運用してきました。

JFEスチール株式会社
業種:製造業
導入製品:AppGuard Enterprise

JFEスチールは競争力の強化に向けて、DXを推進しています。同時に強化しているのが生産現場、いわゆるOTのセキュリティであり、DXの取り組みとセキュリティを両輪で進めるDX with Securityの方針を掲げて活動しています。 クローズドだった生産現場がオープン環境に変わっていくことを考え、制御システムを操作する端末の保護に、オフライン環境でも動作し軽量かつ厳密にセキュリティを守れると評価し、AppGuardを採用しました。

埼玉医科大学病院
業種:医療業
導入製品:AppGuard Enterprise

この数年、国内の医療機関ではランサムウェアの被害が相次ぎ、最悪のケースでは長期にわたって通常の医療行為を停止せざるを得ない事態にまで追い込まれました。埼玉医科大学病院は、この深刻な事態を目の当たりにして、「クローズドネットワーク」の神話に頼ったセキュリティ対策から脱却し、ゼロトラスト的なアプローチを模索。侵入されることを前提に、それでも暗号化されない対策として「AppGuard」を導入しています。

よくいただくご質問FAQ

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Q.

アンチウイルスやEDRとどう使い分けるべきですか?

A.

アンチウイルスやEDRは「検知と対応」を担う重要な防御層です。
AppGuardはそれらを置き換えるのではなく、「要塞化」という新たな層を加えて多層防御を完成させる役割を担います。
たとえるなら、AV/EDRが侵入者を見つけ対処する「警備員」だとすれば、AppGuardはたとえ侵入を許しても内部で悪事をさせない「建物の構造ルール」そのものです。
検知技術の死角を突く脅威に対する「最後の砦」として併用いただくことで、互いの長所を活かした、より盤石なセキュリティ体制を構築できます。

Q.

導入にかかる期間はどれくらいですか?

A.

PC100台程度であれば約1ヶ月、サーバー10台程度であれば約3ヶ月を見込んでいます。
但し、PCやサーバーの台数、ネットワーク環境、導入拠点数などお客様毎に様々な要因がございますので、お打合せのうえ導入スケジュールをご提示させて頂きます。

Q.

他のセキュリティ製品と併用できますか?

A.

はい、併用可能です。
AppGuardは、既にご導入頂いているウイルス対策製品や、EDR/XDRなどの事後対策製品と補完関係にあり、併用可能です。

運用構成例EXAMPLE OPERATIONAL CONFIGURATION