製品紹介AppGuard Enterprise

大規模組織向け、
事前防御型セキュリティの決定版

  • 300人以上

  • 集中管理

  • オンプレ可

サイバー攻撃の手口が日々進化巧妙化する今。
働き方もセキュリティ対策の在り方も、
大きな転換点を迎えています。
実際に多くの大企業・団体で、
以下のような声が挙がっています。

  1. 部門や拠点ごとに対策がバラバラで、
    統制がとれていない
  2. マルウェアや攻撃手法が巧妙化し、
    既存の対策で大丈夫なのか不安
  3. 在宅勤務や外出先でも、
    安全を維持できる仕組みが必要
  4. 高度な対策はコスト負担が大きく、
    導入や運用が難しい
  5. 取扱う情報が機密性の高いもので、
    漏洩リスクが深刻
  6. 広範なサプライチェーンを抱えており、
    どこから脅威が入り込むかわからない
  7. 情報システム担当者のメンタルを
    疲弊させない対策がしたい
  8. 従業員のうっかりミス(人の脆弱性)を
    仕組みでカバーしたい

AppGuard Enterpriseは、
従来の“検知・駆除”型から脱却し、
運用しやすさと防御力を両立します。

  • 拡大・変化する組織と
    セキュリティ対策のバラつき
     
    部門や拠点ごとのポリシー設計と一元管理を両立
    組織ごとに異なる運用やルールに合わせ、セキュリティ統制を維持。
    ガバナンス強化にも寄与します。
  • 巧妙化するマルウェアと
    従来対策の限界
     
    未知のマルウェアや、未知の攻撃手法も実行前にブロック
    過去情報やパターンファイルに頼らず、業務に無関係な動作そのものを制御。
    環境寄生型攻撃など巧妙化した攻撃も、実行前に封じ込めます。
  • テレワーク・ABW時代の
    端末防御の必然性
     
    VPN接続や社外ネットワーク利用時も、端末上で完結する堅牢な防御
    AppGuardは、クラウド接続や定義ファイルの更新に依存せず、ネットワーク環境に左右されずに防御を維持。
    テレワークや出張など、社外ネットワーク環境に接続しても、PC端末を安全な状態に保ちます。
  • セキュリティ強化の
    運用コスト問題
     
    運用の省力化と構造的防御でコストを抑制
    検知ではなく、“実行させない”方式により、アラート対応やログ監視の負担を軽減。
    24時間体制や専門知識がなくても安定運用が可能に。
  • 扱う情報の機密性の
    高さと漏えいリスク
     
    未承認ツールの利用を制御し、情報漏えいリスクを低減
    社内PCで、業務に不要なアプリや、許可されていないツールの利用を制限し、それらを通じたマルウェア感染を防止。
    また、シャドーIT対策にも有効。
  • サプライチェーンを
    起点とした間接的リスク
     
    サプライチェーン由来の脅威も、実行前にブロック
    サプライヤーや外部ベンダー経由で持ち込まれるファイルやツール、端末などに潜む脅威も、OSレベルで実行を遮断。
    サプライチェーン攻撃からも社内システムを防御する事が可能です。
  • 担当者の運用負荷と精神的疲弊
     
    終わりのない脅威対応から解放される、新しい防御のかたち
    AppGuardは、無限に生み出される予測不能な攻撃=「悪」を定義するのではなく、社内システムでは何が正しいのか=「良」を定義することで攻撃を成立させません。
    情報システム担当者は新たな攻撃のニュース記事を目にした後でも、備えが出来ている安心感は計り知れません。
  • ヒューマンエラーや人の脆弱性への対処
     
    教育に依存しない仕組みで、ヒューマンエラーをカバー
    どんなに教育や訓練を行っても、人が常に完璧にルールを守ることは困難です。
    注意喚起やルール徹底に頼るのではなく、仕組みで人のミスをカバーすることで、誰もが安心して業務を行える環境を構築。これにより、セキュリティ教育はツールでは対処できない攻撃だけに限定出来るので、従業員の負担も削減できます。

ユースケースUSE CASES

  • 拠点が多く、統一したセキュリティポリシーを適用したい
    AppGuard Enterpriseは、全国に複数の拠点を持つ企業でも、本社から一括でポリシーの配信や設定変更が可能です。セキュリティ統制を効かせながらも、現場の業務を止めることなく運用できます。
  • オンプレミス環境で、安定した長期運用を求められる場合に
    医療機関や官公庁など、クラウド利用が制限される環境でもオンプレミス構成が可能なため、既存インフラに合わせて導入できます。
  • モバイルワーカーやリモート端末を含めて保護したい
    テレワークや出張など、社外で利用される端末についても、AppGuard Enterprise は同一のポリシーで守ることが可能です。インターネット接続が不安定な状況でも、防御機能に影響はありません。
  • EDRやSIEMと連携した多層防御を構築したい
    すでに他のセキュリティ製品を導入している企業でも、AppGuard Enterprise を組み合わせることで、既存の製品やサービスでは解決できない課題にも対応できる多層防御の仕組みを構築できます。
  • 端末負荷による業務効率低下への対処
    既存のウイルス対策ソフトでは、スキャン処理や定義ファイル更新によって端末の動作が重くなり、業務効率に影響を及ぼすケースがあります。AppGuard Enterprise は、定義ファイルやスキャンを必要としない常時稼働型の防御を採用。軽量な構造で端末のパフォーマンスを維持しながら、高い防御力を発揮します。

導入事例CASE STUDY

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株式会社 荏原電産
業種:電気機械機器メーカー
導入製品:AppGuard Enterprise

人々の暮らしに不可欠な「水」。社会インフラを長年支え続けてきた荏原電産は、労働人口の減少という時代の要請に応えるべく、水インフラの運用を最適化するクラウドサービス「Rurion」を開発しました。しかし、利便性の向上は、サイバー攻撃という新たなリスクと表裏一体でした。この脅威から水管理システムを守り、安定稼働させ続けるという使命を全うするため、彼らが最後のピースとして選んだのがAppGuardだったのです。

株式会社JTB
業種:旅行業
導入製品:AppGuard Enterprise

創立113年目を迎えたJTBは、地球を舞台に「交流創造」を通じて、旅がもたらす感動や共感を届け、お客様、地域、社会の課題解決に挑戦しています。絶えず変化するセキュリティリスクに向き合うために2018年から未知の脅威に対抗するためのエンドポイントのセキュリティ対策の1つとしてAppGuardを運用してきました。

JFEスチール株式会社
業種:製造業
導入製品:AppGuard Enterprise

JFEスチールは競争力の強化に向けて、DXを推進しています。同時に強化しているのが生産現場、いわゆるOTのセキュリティであり、DXの取り組みとセキュリティを両輪で進めるDX with Securityの方針を掲げて活動しています。 クローズドだった生産現場がオープン環境に変わっていくことを考え、制御システムを操作する端末の保護に、オフライン環境でも動作し軽量かつ厳密にセキュリティを守れると評価し、AppGuardを採用しました。

埼玉医科大学病院
業種:医療業
導入製品:AppGuard Enterprise

この数年、国内の医療機関ではランサムウェアの被害が相次ぎ、最悪のケースでは長期にわたって通常の医療行為を停止せざるを得ない事態にまで追い込まれました。埼玉医科大学病院は、この深刻な事態を目の当たりにして、「クローズドネットワーク」の神話に頼ったセキュリティ対策から脱却し、ゼロトラスト的なアプローチを模索。侵入されることを前提に、それでも暗号化されない対策として「AppGuard」を導入しています。

導入企業IMPLEMENTING COMPANY

よくいただくご質問FAQ

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Q.

アンチウイルスやEDRとどう使い分けるべきですか?

A.

アンチウイルスやEDRは「検知と対応」を担う重要な防御層です。
AppGuardはそれらを置き換えるのではなく、「要塞化」という新たな層を加えて多層防御を完成させる役割を担います。
たとえるなら、AV/EDRが侵入者を見つけ対処する「警備員」だとすれば、AppGuardはたとえ侵入を許しても内部で悪事をさせない「建物の構造ルール」そのものです。
検知技術の死角を突く脅威に対する「最後の砦」として併用いただくことで、互いの長所を活かした、より盤石なセキュリティ体制を構築できます。

Q.

導入にかかる期間はどれくらいですか?

A.

PC100台程度であれば約1ヶ月、サーバー10台程度であれば約3ヶ月を見込んでいます。
但し、PCやサーバーの台数、ネットワーク環境、導入拠点数などお客様毎に様々な要因がございますので、お打合せのうえ導入スケジュールをご提示させて頂きます。

Q.

他のセキュリティ製品と併用できますか?

A.

はい、併用可能です。
AppGuardは、既にご導入頂いているウイルス対策製品や、EDR/XDRなどの事後対策製品と補完関係にあり、併用可能です。

クラウド版
AppGuard Enterprise
構成イメージCLOUD VERSION CONFIGURATION IMAGE

AppGuard Management System(AGMS)はクラウド上で稼働し、管理コンソールを通じてポリシー管理・グループ管理・インストールパッケージの配布が可能です。各拠点や部門ごとに端末をグループ分けし、用途や業務に応じたセキュリティポリシーを柔軟に適用できます。
クラウド経由で一元的に管理できるため、拠点が分散していてもスムーズな運用が可能です。

クラウド版 AppGuard Enterprise 構成イメージ

オンプレミス版
AppGuard Enterprise
構成イメージON-PREMISES VERSION CONFIGURATION IMAGE

AppGuard Management Systemを自社内に構築するオンプレミス型では、ポリシー配布・ログ収集・管理サーバーなどのコンポーネントを社内環境で運用します。管理コンソールからポリシー設定やグループ管理、インストールパッケージの配布が可能です。
拠点間のネットワークを通じて、営業所や工場などの端末も一元的に管理でき、自社インフラ上でセキュリティポリシーを厳格に制御できます。
クラウド利用が制限される環境や、高度な内部統制が求められる業務に最適です。

クラウド版 AppGuard Enterprise 構成イメージ

*1:オンプレミス環境用のAppGuard Management Systemのコンポーネント。別途購入が必要です。
*2:Microsoft SQL Serverは別途購入が必要です。