よくいただくご質問FAQ

Q.

AppGuardはどこで購入できますか?

A.

AppGuardは全国の販売パートナーからご購入いただくことができます。
詳しくは以下のボタンより、販売パートナーをご確認ください。

販売パートナー
Q.

”要塞化”とはどのようなアプローチですか?

A.

検知型セキュリティは、システムの動きを監視し「悪意ある振る舞い」を判断するアプローチですが、新たな脅威に後手を踏みやすいという構造的な課題があります。
「要塞化」は、その逆転の発想です。「何が悪か」を問うのではなく、「システムが許可する正しい命令」だけを定義し、それ以外は実行させません。
攻撃の根本原因を断つことで、未知の脅威にも影響されない防御を実現します。

Q.

導入にかかる期間はどれくらいですか?

A.

PC100台程度であれば約1ヶ月、サーバー10台程度であれば約3ヶ月を見込んでいます。
但し、PCやサーバーの台数、ネットワーク環境、導入拠点数などお客様毎に様々な要因がございますので、お打合せのうえ導入スケジュールをご提示させて頂きます。

Q.

他のセキュリティ製品と併用できますか?

A.

はい、併用可能です。
AppGuardは、既にご導入頂いているウイルス対策製品や、EDR/XDRなどの事後対策製品と補完関係にあり、併用可能です。

Q.

Windows以外でも使えますか?

A.

現時点では、Windows OS以外ではご利用いただけません。

Q.

サポート体制について教えてください。

A.

製品や販売店によって異なりますので、お問い合わせください。

お問い合わせ
Q.

検知型の製品とはどう違うのですか?

A.

最大の違いは、脅威を判断する「基準」です。検知型セキュリティは、システムの動きをAIや振る舞い分析で監視し、「それが悪意あるものか」を判断して対処します。
対してAppGuardは「判断」をしません。あらかじめ定められた「システムが許可する安全な命令」のみを実行させ、それ以外は実行させないというルールを適用します。
たとえるなら、検知型は「交通ルールを守っているか、道路を監視するパトカー」です。違反を見つけてから対処します。
一方AppGuardは「そもそも決まったルートしか走れないように敷かれた”線路”」そのものです。
ルール違反である”脱線”が原理的に起こせないため、AIさえも欺く巧妙な攻撃にも影響されず、システムの正常を守り抜きます。

Q.

なぜAppGuardは提供開始以来破られていないのでしょうか?

A.

それは、AppGuardが攻撃者の「手法(マルウェアの種類や悪用する脆弱性)」ではなく、その「目的(不正な命令の実行)」を阻止することに特化しているからです。
どんなに新しく巧妙な脅威も、攻撃を成功させるために最終的に実行する”行動”は、ごく少数に限られます。
AppGuardは、この”共通の急所”となる行動をシステムの根幹で許可しないため、新たな脅威に「後れを取る」という概念自体が存在しないのです。

Q.

AppGuardはどのような企業・業種に向いていますか?

A.

業種を問わず、検知困難な攻撃やパッチ適用が難しいシステム等、従来の対策の”限界”に直面する組織に最適です。
「要塞化」という新発想で、それらの根深い課題を根本から解決し、事業継続を確実に支えます。

Q.

小規模環境でも導入できますか?

A.

はい、可能です。AppGuardはPCやサーバーの台数ではなく「守るべき資産の重要度」でご判断いただく製品です。
小規模環境であっても、事業の根幹をなすサーバーや更新できないPCなど、絶対に守りたい端末があれば、AppGuardの「要塞化」は最適な選択肢となります。

Q.

定義ファイルやパターン更新が不要とありますが、どうやって最新の脅威に対応できるのですか?

A.

AppGuardは脅威の正体(シグネチャ)を問うのではなく、その不正な「行動」自体を許さない設計だからです。
最新の脅威も、攻撃を成功させるために必要なシステムへの命令は共通しています。
AppGuardは、この攻撃に不可欠な命令を実行させないため、定義ファイル不要で未知の脅威も無力化します。

Q.

万が一攻撃を受けた場合、どのような動作になりますか?

A.

検知型製品のような「攻撃を検知しました」という緊急アラートは発動しません。
AppGuardは、攻撃者が実行しようとした不正な命令そのものを、その場で実行させないだけです。
攻撃は”事件”になる前の最初のステップで成立せず、システムは何事もなかったかのように安全な状態を維持します。
ブロックした事実はログに記録されますが、お客様がインシデント対応に追われることはありません。

Q.

アンチウイルスやEDRとどう使い分けるべきですか?

A.

アンチウイルスやEDRは「検知と対応」を担う重要な防御層です。
AppGuardはそれらを置き換えるのではなく、「要塞化」という新たな層を加えて多層防御を完成させる役割を担います。
たとえるなら、AV/EDRが侵入者を見つけ対処する「警備員」だとすれば、AppGuardはたとえ侵入を許しても内部で悪事をさせない「建物の構造ルール」そのものです。
検知技術の死角を突く脅威に対する「最後の砦」として併用いただくことで、互いの長所を活かした、より盤石なセキュリティ体制を構築できます。

Q.

他社製品から乗り換えるメリットは何ですか?

A.

AppGuardは「乗り換え」を前提とした製品ではありません。あらゆるセキュリティ製品と共存し、防御層を強化できるためです。お客様が「何を最優先されるか」によって、最適な活用法を選択いただけます。
1.「インシデントの予防」を最優先する場合:
AppGuard単独で、検知を前提としない最も強固な防御を、最小の運用負荷で実現します。未知の脅威や正規ツールを悪用した攻撃を、発生前に無力化することに特化できます。
2.「予防」と「検知・可視性」の両立を求める場合:
既存のNGAVやEDRと併用します。AppGuardがほとんどの攻撃を未然に防ぐことでEDRのノイズを極小化し、お客様は真に重要な脅威の調査に集中でき、既存投資の効果を最大化できます。